2011.09.30

絶対音感とピカルディ

今年の群大音楽科の定期のために合唱曲を書いています。
星野富弘さんの詩で4~5曲。「別れ」「いわし」「ヒヤシンス」
「悲しみ」あともう1曲増やすか迷っています。別れは
ソロでは何度か演奏されている曲です。

作曲中になんか聴いた事ある旋律が出てきたと思ったら
昔よく父と見た「江戸を斬る」のテーマでした。
途中まで前振りなので24秒くらいから曲が始まります。
「いずみたく」作曲。 歌は辺見えみりの父、西郷輝彦です。いい曲です。
ちなみに冒頭「由美かおる」が言っている「石橋のだんな」は関口宏です(笑)。

これはト短調ですが懐かしみながらハ短調でピアノで弾いてみました。
ハ短調なのでピカルディ終止ですがドで終わります。
弾き終わって、少し残った白ワインのコルクを開けると「ポンッ!(ド)」
が鳴り、思いもかけぬ合致・・・パチパチパチ(拍手)
私は一応絶対音感がありますが、持っている事の喜び
を感じられるのはこんな時くらいです

そのピカルディ終止ですが、短調で最後の和音だけ同主長調の
主和音になる終止です。特にショパンのノクターンでは10曲の短調
のうち8曲がピカルディです。短調の世界から突然光がさしてくる
イメージが湧いてきます。日常でそういう経験はなかなか出来ませんが
同じような設定は文学を含む芸術には多く見られる設定です

好きな作家の一人、福永武彦の「忘却の河」もその一つ。一度廃刊になりましたが、
復刊しました。絶望的な心象にささやかに光がさしてゆくのに感動しました。

そしてショパンのノクターンから20番嬰ハ短調
友人の高木早苗さんの演奏がこちら。この本番確か聴きに行ってます。
トリフォニー小ホールかな。

書いている合唱曲はどれも、「思い返すと大切な時間だった事に
気づく」歌ばかりなのでピカルディーは使っていません。
この年になると急に過去が増え、過去に対する思いが
秋のように深くなってゆきます。

2階のベランダから見える今朝の赤城。
アキ_convert_20110930064918

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2011.09.27

片品巡り

来年のオケ合宿の下見に片品へ合宿係の学生と行ってきました。
片品は沼田から尾瀬へ行く途中の村です。
下見をさせてもらうのは2軒。
こちらは一件目「みよしの旅館」の入り口。
ミヨシノ_convert_20110927110518

気さくなご主人に一通り説明頂いて、お昼をごちそうになりました。

メシ_convert_20110927110639

そして2軒目の旅館「ふきあげ」
こちらは3階部屋から見える「片品川」
なるほど吹き上がってくる感じがあります。

カワ_convert_20110927110541

利根川へ合流するそうです。
こちらは景色のいいお風呂。

フロ_convert_20110927110617

旅館の中は女将さんのこだわりの内装。ご趣味のキルトや
パッチワークが飾られていました。

さてどちらになることやら。ここ何年か毎年場所を変えて
います。そろそろ落ち着きたいですね。

帰りに日本のナイアガラ「吹き割の滝(ふきわれのたき)」に寄りました。
観光候補(?)60人も引率すると誰か落ちそうで心配です・・・
2年ほど前に自転車で訪れましたが、また企画したいと思います

タキ1_convert_20110927110426

沼田インター近くの太陽りんご園に寄り、私が一番好きな「秋映(あきばえ」を
購入。固くて酸っぱいりんごがお好きな方にはおすすめですが、10月上旬で
終わりです。これを食べるとスーパーで売られるまでかなり日がたってしまっている
のが分かります。

リンゴ_convert_20110927111914

合宿や旅行で、車で出かける事は多いですが、あらためて沼田~尾瀬に向かう
「ロマンチック街道」は見所の多い、景色も楽しめる名街道だと思いました。
まだ尾瀬に行った事がないので近いうちに行きたいと思います。
ツアーを組むのが楽しいという旅行会社の人の気持ちが少し分かったような
気がします



2011.09.26

「飛天遊」を聴いた

私の師匠、松下功先生の「飛天遊」を群響で聴きました。
打楽器中心のプログラムで、最後が「飛天遊」です。

マツ_convert_20110926231548

一曲目は外山雄三の「管弦楽のためのラプソディ」
群大のオケ定期で頻繁にアンコールとして演奏する曲ですが、初めて
客観的に聴くことができました。全体的にテンポが速い。
曲のつなぎ目は殆ど潰れてしまっているようにも感じましたが
セクションごとの形ははっきり見えてすっきりと輪郭を見る事
のできる演奏でした。
2曲目のAry Barrosoの「ブラジルの水墨画」はサンバで1度演奏したいと
思わせる曲。

いよいよ「飛天遊」。違う編成でしたが何年か前に聴いています(CDは持っている)。
和太鼓の林英哲さんの熱演には毎回驚かされます。何度も聴いている曲が
初めて聴くような新鮮さを伴って、ホールをつらぬいて前橋じゅうに轟きました。
作曲者はいらっしゃいません。世界中で演奏されすぎていて
「知らないとこで演奏されてるんだよなあ」と先生談。言ってみたい台詞です・・・

S席2千円にも関わらず、集客はもう一つ。群大の学生、卒業生も殆ど見られず、
宣伝不足を反省しつつ急いで帰路に。

この日は夕方大切なお客様がいらっっしゃるので、日本酒に合わせて
久々に刺身盛りを作りました。

サシミ_convert_20110926231632

イナダ、マグロ、鯛、タコ、イカが並んでます。ツマ代わりに長ネギの千切り
を枕にするのは母から伝授。さっぱりとした後味が良いです。
刺身盛りが今日はオーケストラに見えました・・・・


2011.09.25

「the social network」 を観た

ほんとは映画館で観たい映画でしたが
あんまり行ける状況ではなく・・・・
半年遅れてDVD
予告はこちら。
内容は「Face Book」が始まったいきさつを描いているものです。

話の構成は「スラムドッグ・ミリオネア」と酷似。現在と当時を
行ったり来たり。裁判が主軸になっているところも。
最近この構成多いですね。以前は一度回想に行ったら
なかなか帰ってこないで、最後に戻ってくるパターンが多かった。
「シンドラーのリスト」とか、「マディソン郡の橋」とか。
「Face Book」が引き起こす「意外な話」はありませんでした。
映画としては面白かったので、観て損はないと思います。

2ヶ月目からその「Face Book」をちんまりと始めましたが
私が大学院生の時に「携帯電話」、そしてこの年になって「Face Book」。
その度に人との関係性が大きく変わりました。今の高校生(より下)くらいからは
両方が最初から備わっている世界で生きてゆく。この年なので
今は20年くらい音信不通(お互い)だった友人と連絡をとることもありますが
そんなに変わらない。てかまだ使いこなせてない

携帯もなく「西田と申しますが◯◯さん、ご在宅ですか?」なんておそるおそる
電話していたころが懐かしいです・・・2回かけていなかったら気持ちも萎えて
しまったものでした。

映画でもこだわっていましたが広告も無く「無料」がすごいところ。
ただより怖いものはあるかもしれません

2011.09.22

閉め切り

みなさん台風は大丈夫だったでしょうか。
「台風一過」って「台風一家」と思いませんでしたか?
雲が家族の顔になって・・・などと想像しますよね~

こんな仕事している以上閉め切りは一生つきまとう
呪縛です。‘今日締め切り’の書き物をしていて暫く悶々と過ごして
いました。そういう状態で締め切りに向かう姿勢には二通りあります。
締め切りが終わるまで、遊ばない(飲まない)人。
閉め切りが迫っていても遊ぶ時(飲む)は遊ぶ人。私は大きな声では
言えませんが後者です。てか、ここ何年かいつも締め切り君に追われてます・・・
すっきりするのは気持ちがいいけれど、すっきりしないでもやもやしてるのも
楽しめないとこんな仕事やってられません

ちなみに私は根が少々暗くてまじめなので締め切りを守るほうの作曲家。
「よくいうよ」と言う声も聞こえてきそうですが「ほう」ですので。

で、ジュエリーボックスが届きました。
ピアニストのみなさん、お待ちしています。

ミュセ_convert_20110922215512

ところで以前ブログに書いた第3のビール「アサヒ麦100%」、
モンドセレクション金賞受賞しました

モン_convert_20110922215542

なにか自分の弟子がコンクールで入賞したような感じ・・・

しかしアサヒさんごめんなさい、今日は締め切り日。プチ打ち上げなので
飲むのはビール。こちら

ラガー_convert_20110922222337

温故知新てのはちょっと意味が違うけれど、進化するほど駄目になるもの
は確実にあります。クラシックって書いてありますが昭和40年の熱処理法
で作ったビールということで、ラガーよりうまい。でもモルツやエビスより
切れがあります。こういうビール、スーパーには殆ど売ってなくて実は以外とコンビニ
にあります。出回りすぎると慣れちゃうし、人間はほんと罪深い生き物です

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