2015.06.25

身近な梅雨の花

梅雨の季節、咲くのを楽しみにしている
庭の花は、紫陽花と木槿(むくげ)です。

紫陽花は、横浜に住んでいた頃、
毎年鎌倉へ見に行きましたし、渋川の
あじさい公園にも行った事があります。

大胡の荻窪「あいのやまの湯」の隣の公園
もたくさんの紫陽花が見られます。

二年前なにげなしに、鉢で買った紫陽花が
こんなに花を咲かせてくれました。
あじさい_convert_20150625094024

朔太郎の「こころ」を作曲してから、紫陽花
に対する感じ方が変わったように思います。
白、ピンク、紫と、様々な色が有るのが良い
ですね。

もう一つの木槿(むくげ)。前橋のあちこち
で見かけることがあり、花の咲く期間が長い
し、たくさん花をつけて美しいので名前も
確認せず、こちらも二年前家の北に植えました。
むくゲ_convert_20150625094049

「むくげ」は芙蓉属ですが、残念なのはその
名前。チューリップにしろ、バラにしろ、カマキリ
、ゴキブリもその生き物にピッタリの名前がついて
いますが、この花が違う名前だったら花の運命
は変わっていたのではないかなと思います。

佐村河内 守(さむらごうち まもる)さんが
河内守だったら売れていたかどうか。かく言う
私も、最近記事に書きましたが「アンネ・
ゾフィー・ムター」の「ゾフィー」(ウルトラ
マン長兄)に過剰反応していましたので、名前に
より物事の印象に影響させる人間の1人です。

「むくげ」は、むくむくの「むく」と、あまり
いい事に使わない「げ」(下、毛、外?)が合わ
さった印象があり、「西」の「田」んぼで素「直」
に嗣(後を継いだ)よりも印象が悪いですね。

ちなみに私は親の後を名字以外は継いでいませんが
人生で継いだものと言えば、

群大の前任の作曲家:塚本靖彦先生の大変な作曲の
授業を引き継いで、学生たちを変わらず苦しめて
(結果的にですよ)いること。

ポコちゃんの後を継いでオケをやっていることくらい
でしょうか。

その塚本先生の朔太郎「広瀬川」を10月に公開講
座でやります。詳細は次回に。



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2015.06.13

続、めぐりあう午後

献体慰霊祭でお世話になった事務の方に、お礼の
メールの返事を書いていたところ、文中の内容と
似た映画を観たことを思い出しました。

私が学生だったころ渋谷文化村『ル・シネマ」
に2回観に行った、「めぐりあう朝」です。

めぐ_convert_20150613060601

作曲家でヴィオール奏者の、あのマラン・マレ
が、音楽を富と名声のためにあると考えている
ことを師匠のサント・コロンブに見透かされ、
破門。マレはコロンブの娘と駆け落ちして、
誰かと誰かがある朝「めぐりあう」という内容
です。DVDはプレミアがついて1万円前後です。

映画を観た後本も購入したのですが、家にまだ
ありました。

めぐ2_convert_20150613061432

音楽は

「言葉から見離された人々のための小さな水桶。
子どもの霊のために。靴屋の槌音を和らげる
ために。生まれる前の命のために。息もせず、
光もなかった頃のために」

あると書かれています。

献体されたかたの、ご芳名の中にはまだ
名前がついていない名字だけのご芳名
もあります。

私は慰霊祭から1週間たった日の午後、
音楽がなんのためにあるのか深く考えた
記憶に再びめぐりあいました

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2015.06.13

めぐりあう午後

先週、群馬大学医学部献体慰霊祭に参加し、
萩原朔太郎の「こころ」を指揮しました。

この曲はもともと、この献体慰霊祭のために
あの勝部太先生に「にしやんなんか曲書いてよー」
なんて頼まれて書いた曲です。すでに何人も作曲家
が同じ詩で曲にしていますが、詩は勝部先生の
セレクトです。

曲中ソプラノ・ソロがありますが、もともとは
アルト・ソロでした。そしてメゾ・ソロバージョン
もあります。
YouTubeのアカペラはメゾです。
転調技術の腕のみせどころです(笑)

そして今年の演奏がこちら


ソプラノ・ソロは4年の土屋美咲さん。
ピアノは2年の野尻ひかるさん。
紫陽花の切り絵は4年の渡辺望未さん。
三人とも群馬おきりこみ合唱団のメンバーでも
あります。

この本番のために私の厳しい注文にしっかりと
応えてくれました。

献体慰霊祭は私にとっても「献体」について
考えたり、人の生死について考えさせてくれる
大変貴重な機会です。何より、この私と学生たち
の思いが、少しでも遺族の皆さんの慰めとなって
いてくれれば幸いです。

で、タイトルがなんで「めぐりあう午後」
かというと・・・

続く

2015.06.01

夏のコンサート 

以下の予定で
波の会日本歌曲振興会の
「夏のコンサート」
が開催され、前半の二曲目に3.11震災の年に作曲した
「五差路 〜家族の夢〜」から “女の夢” が演奏
されます。(詩:原 かずみ)

2015年 7月2日(木)6:30開演
浜離宮朝日ホール
natsu15_convert_20150601094011.jpg


男の子、女の子、男、女、と4曲の組曲の終曲です。
前回はすべて男性に歌っていただきましたが、今回
は、ソプラノの三浦靖子さんに歌って頂きます。

私は日頃、人生は「まぼろし」のようなものだと
言いますが、ほんとうの意味で「まぼろし=夢」で
あってほしかった震災によって生まれた1人の女性の
心の声が詠われている詩です。

伴奏は河原忠之さんですが、何年か前、前橋の
生涯学習センターで「コレペティ」の仕事について
の講演をたまたま聞かせて頂いたのですが、音楽
について「俯瞰する」ことの大切さを語っていら
っしゃいました。大変勉強になりました。

でその方に伴奏をしていただくことに・・・
思わぬ縁をいただきました。


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